この記事で分かること⇩
・Symbol(XYM)基礎知識
・Symbol(XYM)の特徴
・Symbol(XYM)のメリット・デメリット
・Symbol(XYM)の将来性
・Symbol(XYM)の活用方法
・Symbol(XYM)の最新ニュース
Ⅰ はじめに

本ブログ「$のなる木」をお目に留めていただきありがとうございます。
今回は当ブログ管理者も保持していて、大好きな仮想通貨(暗号資産)であるSymbol(XYM)について、仮想通貨初心者でもわかるように解説していきたいと思います。
なかなか聞きなれない横文字が多いですが、かみ砕いていくとそこまで複雑では無いものも多いかと思います。拒絶反応にならず最後まで見て頂き、仮想通貨選びの参考にして頂けますと幸いです。
それでは早速ですが本題に移りたいと思います。
Ⅱ Symbol(XYM)の基本情報

Symbol(XYM)は、もともと仮想通貨ネム(NEM/XEM)のブロックチェーンのアップデート(カタパルト=Catapault)によって誕生したあらたしいブロックチェーンです。セキュリティ面や処理能力の向上が図られた上で、基本的にはネム(NEM/XEM)の機能や特徴を引き継いでいます。
なお、名称は投票によりSymbol(XYM)へ名称が変更されました。
Symbol(XYM)とネム(XEM)を比較ですが、わかりやすく端的にまとめると下記です。
●ネム(XEM)
=個人向けの仮想通貨銘柄。
●Symbol(XYM)
=セキュリティ面の高さから法人向けの仮想通貨銘柄。
Symbol(XYM)は企業向けに柔軟性、高速性、安全性の高いブロックチェーンを提供をすることを目的としています。
※基本内容は下記表にまとめました⇩
| 名称 | Symbol(XYM) |
| ティッカーシンボル | XYM(ジム) |
| ローンチ時期 | 2021年3月 |
| 発行上限枚数 | 8,999,999,999枚 |
| 価格(2023.2.26時点)※下記参照 | 5.16円 |
| 時価総額(2023.2.26時点)※下記参照 | 28,796,377,308円 |
| 時価総額ランキング※下記参照 | 162位 |
| コンセンサスアルゴリズム | PoS+(Proof of Stake+) |
| ツイッター | https://twitter.com/NEMofficial |
| 取扱いのある主な仮想通貨取引所 | bitFlyer Coincheck bitbankなど |
| 公式HP | https://docs.symbol.dev/ |
SymbolとXYMの言葉の意味について⇩
Symbolは新しいブロックチェーン技術であり、従来のブロックチェーンよりも高速かつ柔軟なトランザクション処理が可能で、ビジネスでの利用に適した機能が多数備わっています。また、スマートコントラクトやマルチシグ機能など、ビジネスで必要とされる機能が事前に組み込まれているため、実際に利用する際にも容易に導入することができます。
一方、XYMはSymbolの公式通貨であり、Symbol上でのトランザクション手数料の支払いに必要な通貨です。XYMは、Symbolが提供する機能を利用することで、ビジネスでの利用に適した暗号通貨として活用されています。
つまり、Symbolはブロックチェーン技術そのものを指し、XYMはSymbol上でのトランザクション手数料の支払いに必要な通貨という位置づけです。
このようにSymbol(XYM)は、ビジネスでの利用に適した暗号通貨であり、今後ますます注目が集まることが予想されます。
Ⅲ Symbol(XYM)の特徴


Symbol(XYM)の特徴はいくつもあります。
ここではその代表的なものを以下に示すとともに、1つずつ解説していきたいと思います。
- トランザクションの処理速度
- マルチシグ
- ハーベスト(収穫)
- ハイブリットチェーン
- PoS+(Proof of Stake+)
Ⅲ-1 トランザクションの処理速度が速い
Symbol(XYM)の大きな特徴としてトランザクションの処理速度の速さが挙げられます。
Symbol(XYM)はネム(XEM)をアップグレードした仮想通貨・ブロックチェーンとなっており、取引の処理速度の速さも大きく改善されています。
後ほど詳しく解説していきますが、シンボル(XYM)のスケーラビリティやセキュリティの高さから、2022年FIFAワールドカップのホテル建設にもシンボル(XYM)が採用されたという経緯があります。
Ⅲ-2 マルチシグを標準導入している

Symbol(XYM)の特徴として、マルチシグを標準導入していることも挙げることができます。
マルチシグを簡単に説明すると、仮想通貨の取引や送金を行う際の署名を複数回行うシステムとなっており、このシステムを導入することでセキュリティ面の向上につながっています。
多くの仮想通貨取引所でもマルチシグが導入されているなど、取引の安全性を高めるために重要なものですが、Symbol(XYM)には標準的に導入されているのは特筆すべき点と言えます。
Ⅲ-3 ハーベスト(収穫)でSymbol(XYM)を報酬として受け取ることができる

Symbol(XYM)は、ハーベストというプロセスが行われることでSymbol(XYM)を報酬として受け取ることができます。ハーベスティングは、10,000XEMを保有しているアカウントならば誰でも参加可能です。
これは例えるなら、ビットコインの取引を承認する際のプロセスである「マイニング」という言葉を聞いた方も多いと思いますが、Symbol(XYM)でもこういったトランザクションの承認作業が行われており、これらのプロセスを「ハーベスト」といいます。
実際当ブログ管理者はハーベストを行っており、この記事執筆時点までに下記の通り報酬を取得しています。
| XYMの保有数 | 28,009 XYM |
| 累計ハーベスト回数 | 34回 |
| 累計ハーベスト取得 | 3928.43 XYM |
| 1回あたりのハーベスト | 約100~120 XYM程度 |
このようにハーベストを行うことで、XYMを金利として受け取ることができる点もSymbol(XYM)が注目されている大きなポイントと言え、当ブログ管理者がSymbol(XYM)が大好きな点です。
また、委任ハーベスティングの仕組みがあるため、他のノードにハーベスティングを委任することもできます。当ブログ管理者も他のノードにハーベスティングを委任しています。
Ⅲ-4 ハイブリットチェーンとして設計されている
Symbol(XYM)はパブリックチェーン・プライベートチェーンの両機能を備えたハイブリッドチェーンで、企業が導入しやすい仕組みを構築しています。

| 各項目 | パブリックチェーン | プライベートチェーン |
|---|---|---|
| 管理者 | なし | 企業・組織 |
| 参加者 | 誰でも参加可能 | 許可が必要 |
| 特徴 | ・データの透明性が高い ・セキュリティが優れる | ・ルール変更がしやすい ・取引処理が速い |
| 例 | ビットコイン | 金融機関 |
パブリックチェーンはセキュリティ・透明性の高さに優れるものの、取引スピードが遅い欠点を抱えています。一方、カスタマイズ性に優れるプライベートチェーンは企業向けブロックチェーンとして活用されています。
Symbol(XYM)のハイブリッドチェーンは、パブリックチェーンとプライベートチェーン間で自由に通信できるシステム設計が特徴です。
Ⅲ-5 コンセンサスアルゴリズムに「PoS+」を採用している
Symbol(XYM)では、コンセンサスアルゴリズムにプルーフ・オブ・ステーク(PoS)を改良した、「プルーフ・オブ・ステーク・プラス(PoS+)」が採用されているのが特徴だ。
元となるPoSでは、対象となる仮想通貨をより多く保有することによって、トランザクションを検証・承認する(ブロックを生成する)権利が割り当てられる可能性が高くなり、その権利を得てブロックの生成をおこなうことでステーキング報酬が得られる仕組みとなっている。

しかし、この場合は多くの資産を保有しているネットワーク参加者に、権利と富が集中する恐れがある。
一方、Symbol(XYM)が採用するPoS+では、XYMの保有量だけでなく、取引量やノードの活動量も評価対象にしたスコアに応じ、ブロックの生成者が決まる仕組みが導入されている。
※ノード=ネットワークに参加しているコンピューターのこと
そのため、Symbol(XYM)の保有量が少ないネットワーク参加者に対してもブロック生成の権利が割り振られる可能性があることになります。また、権利が分散されることで処理スピードの向上も実現しています。
Ⅳ Symbol(XYM)のメリットとデメリット

続いてメリットデメリットですが、メリットについては前項のXYMの特徴とも重複しますが、あらためて確認したいと思います。
Ⅳ-1 メリット
- 高速で安定したトランザクション処理
Symbol(XYM)は、独自のブロックチェーン技術を採用しており、従来のブロックチェーンよりも高速かつ安定したトランザクション処理が可能です。これによりビジネスにおいて利用されることが多く、金融業界や物流業界などさまざまな分野での活用が期待されています。 - スマートコントラクトによる自動化
Symbol(XYM)には、スマートコントラクト機能が備わっており、契約書や取引ルールを自動的に実行することが可能です。このため、ビジネスプロセスの自動化に役立ち、業務の効率化やコスト削減につながります。スマートコントラクトは、もともとイーサリアムの便利な機能です。 - セキュリティの高いマルチシグ機能
Symbol(XYM)には、マルチシグ機能が備わっており、取引や送金などの重要な操作を行う際に、複数の署名が必要となります。これによりセキュリティの向上が期待され、ビジネスにおいても信頼性が高いとされています。 - PoS+方式による採掘報酬の取得
Symbol(XYM)は、PoS+(Proof of Stake+)方式での採掘が行われています。これにより、保有量に応じた報酬が得られるため、投資家にとっても魅力的な仮想通貨(暗号通貨)となっています。 - コスト削減で手数料が低い
Symbol(XYM)は、トランザクションの処理に必要な手数料が低いことです。実際当ブログ管理者はが行った際はトランザクションは2XYM(約10~15円程度)でした。これはビジネスでの利用においてコスト削減が期待できます。
以上のように、Symbol(XYM)はビジネスに適した機能が多数備わっており、高速・安定なトランザクション処理、スマートコントラクトによる自動化、マルチシグ機能によるセキュリティの向上など、多くのメリットを持っています。
Ⅳ-2 デメリット
- 浸透度がまだ低い
Symbol(XYM)はまだ新しいプロジェクトであり、広く知られているわけではありません。これは、投資家にとってリスクが高いことを意味します。 - 開発が進行中
Symbol(XYM)は現在も開発が進行中のプロジェクトであり、まだ完全な形ではありません。そのため将来的に何が起こるかを予測するのは難しいです。 - 規制リスク
Symbol(XYM)をだけの話ではなく仮想通貨全体にはなりますが、多くの国でまだ規制が整っておらず、規制当局からの規制や制限のリスクがあることはSymbol(XYM)も同様になります。 - セキュリティ上のリスク
Symbol(XYM)はブロックチェーン技術を使用していますが、この技術にはハッキングや不正アクセスなどのセキュリティ上のリスクがあることを認識しておく必要があります。
これらのデメリットを考慮しながら、投資家はSymbol(XYM)に関する情報を集め、自分自身のリサーチを行い、リスクを最小限に抑えた上で投資判断をすることが大切になります。
Ⅴ Symbol(XYM)の将来性について

Symbol(XYM)の将来性についての市場予測は様々な意見があり難しいです。しかし、この便利な機能の特徴から、企業向けブロックチェーンプラットフォームとしての需要が高まるとの大方予想されています。
その中でもいくつかの分野に分けて、将来性を考えてみたいと思います
ユースケースの拡大
Symbol(XYM)は、企業向けブロックチェーンプラットフォームのSymbol(XYM)のネイティブトークンであるため、Symbol(XYM)が提供する様々なユースケースにおいて使用されることが期待されています。
金融や不動産、ロジスティクス、ヘルスケアなど、様々な産業においてブロックチェーンを活用したソリューションを提供しており、Symbol(XYM)はこれらのソリューションにおいて重要な役割を果たすことができます。
スケーラビリティの向上
Symbol(XYM)は、NEMのブロックチェーン技術をベースにしており、高いスケーラビリティを実現しています。高速で効率的なトランザクション処理が可能になり、より多くの企業がSymbol(XYM)を採用する可能性があります。
パートナーシップの拡大
Symbol(XYM)は、多くの企業とパートナーシップを結んでおり、Symbol(XYM)のソリューションを活用している企業も増えています。これにより需要が増加し、価値が上昇する可能性があります。
投資家の注目度
仮想通貨市場全体が成長を続けており、Symbol(XYM)も注目を集めています。投資家からの需要が高まることで、Symbol(XYM)の価格が上昇する可能性があります。
以上の4つの観点での将来性を考えましたが、仮想通貨市場は非常に不安定でありSymbol(XYM)の将来性については確実なものではありません。したがって、投資を行う前にはリスクを考慮し、自己責任で判断する必要があります。
Ⅵ XYMの活用方法

- Symbol(XYM)を利用した取引方法
Symbol(XYM)は、分散型台帳技術(DLT)を採用した取引プラットフォームです。DLTを利用することで、従来の中央集権型取引所と比較して高速かつ低コストでの取引が可能になります。また、Symbolはスマートコントラクトによる自動化機能を備えているため、オンチェーンでの自動化が簡単に実現できます。 - Symbol(XYM)を利用した支払い方法
Symbol(XYM)は、送金や支払いにも利用できます。国際送金や海外取引に最適で、中央銀行を介さずに直接送金することができ、送金手数料が安価に抑えられます。また、送金先が海外であっても、即時に送金が完了するため、ビジネスにおいても非常に便利です。
実際当ブログ管理者は、Symbol(XYM)を「日本⇒韓国⇒日本」へ国際送金をした際、その速さ(約15分),手数料の安さ(約25円程)を実感しています。 - Symbol(XYM)を利用した投資方法
Symbol(XYM)は、長期的な投資にも適しています。企業や官公庁などの大規模な組織に対してセキュリティ、プライバシー、透明性の高い取引プラットフォームとして広く採用されることが期待されています。また、分散型アプリケーション(DApps)を開発するためのプラットフォームでもあります。DAppsは、将来的にビジネスや個人の生活のあり方を変える可能性があるため、Symbolへの投資は将来的な高いリターンを期待できると考えられます。
Ⅶ Symbol(XYM)に関する最新ニュース

Ⅶ-1 Symbol(XYM)の最新ニュースについて
昨年2022年には、Symbol(XYM)を活用した実用的なプロジェクトがいくつかリリースされました。
以下にいくつか例を挙げてみましょう。
●【総合電子決済プラットフォーム「Pundi X」がXYMを採用 】
2022年3月、シンガポールのPundi Xは、そのプラットフォームでSymbol(XYM)の取引が可能になることを発表しました。これによりさまざまな商品やサービスを購入することができるようになります。
●【ウクライナの政府がXYMをブロックチェーン・レジストリに採用】
2022年5月、ウクライナの国家公共サービスがSymbol(XYM)をブロックチェーン・レジストリに採用することを発表しました。これにより、国の各種文書の認証や証明書の発行などが、より効率的かつ安全に行われるようになります。
●【NEMとサウジアラビア政府が協力】
2022年7月、NEMはサウジアラビア政府と協力して、国の防衛産業におけるブロックチェーン技術の活用を推進することを発表しました。Symbol(XYM)はこのプロジェクトにおいても利用されることになります。
これらのニュースからわかるように、Symbol(XYM)はますます世界的に認知され、さまざまな分野で活用されるようになっています。今後もSymbol(XYM)の活用に関するニュースに注目が集まることが予想されます。
Ⅶ-2 Symbol(XYM)に関する今後の動向についての予想
企業や自治体での採用拡大
Symbol(XYM)プラットフォームは、企業や自治体などの公共団体向けに開発されており、安全でセキュアなトランザクションを可能にします。今後Symbol(XYM)が採用されることで、企業や自治体がブロックチェーンを採用しやすくなることが期待されます。
DeFi分野への参入
DeFi(分散型金融)は、ブロックチェーン技術を活用し、中央集権的な金融機関を排除することを目的としています。Symbol(XYM)はスマートコントラクトによりDeFiアプリケーションを実装することができます。今後DeFi分野に参入し、ますます注目を集めることが期待されます。
NFT市場への参入
NFT(非代替性トークン)は、ブロックチェーン上でデジタルアセットを表すもので現在大注目を集めています。Symbol(XYM)は、スマートコントラクトによりNFTを実装することができます。今後NFT市場に参入することで、より多くの人々がSymbol(XYM)に注目することが期待されます。
ブロックチェーン技術の進化
Symbol(XYM)の改善について現在も進化を続けています。今後Symbol(XYM)のブロックチェーン技術が更に進化することで、より高速でより安心なトランザクションが可能になり、更に多くの企業やユーザーがSymbol(XYM)を利用することが期待されます。
以上のように、Symbol(XYM)には多くの可能性があり、今後どのように発展していくか個人的にもとても注目しています。
Ⅷ まとめ

今回あらためてまとめてみることによって、Symbol(XYM)は、高いセキュリティ性やスピード性、低コスト性などの特徴を持つ、新しいブロックチェーン技術であることがわかりました。
Symbol(XYM)の将来性については、企業への採用が進むことや、NFT分野での活用が拡大すること、スマートコントラクトの活用が進むことが予想されています。
しかしながら、仮想通貨市場は常に変動が激しいため、Symbol(XYM)を投資する際には注意が必要です。またSymbol(XYM)はまだ新しいプロジェクトであるためリスクも伴います。
Symbol(XYM)を投資する場合は、投資額やリスク許容度などを考慮して、十分な情報収集やリサーチを行い、投資判断を行うことが重要です。新しい技術であるため今後もさまざまな進化が予想されます。
では今回はこの辺で。
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