はじめての投資する方へ【2025年度版 投資初心者へ捧げる総まとめ】

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株式/ETF/仮想通貨 関連
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本ブログのなるをお目に留めて頂きありがとうございます。

今回記事では株式投資をこれから始めたい人に向けて書きます。

「投資って怖くないの?」という投資を始める前の人の疑問から、具体的に投資をし始めた人が思いがちな「どーやって投資するの?」や「どこに投資したら良いの?」といった疑問まで、投資の基本的な考え方を記事をまとめています。

投資初心者にとってわかりにくい概念や用語も、わかりやすく解説しています。

投資初心者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

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はじめに

日本人はあまりお金について人から教わったりする機会が少ないですよね。

「投資=危険」、そもそもお金持ちがやるもんだから自分は無関係だっ!

と思っている人も多いと思います。

そんな方に断言します! 

投資はお金持ちだけのものではありません。

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少しだけ自身の話です

私は2017年からNISAを通じて株式投資をはじめました。

まだ9年間程足らずですが、アップルショック、コロナショックなどの下落相場も経験を経て、積み立て投資を継続した結果、現在評価額は約6,000万円近くまで資産を増やせました。

内2000万円ほどは半分ほど不動産の利益分もありますが。。

この金額は投資家の中では大した金額では無い数字かもしれませんが「0円からスタート」し、お金がない状態から1つの目標としていた5,000万円まで資産を伸ばせたので、この記事を読んで頂いている未経験者や投資初心者の多くの人にも同じことはできると信じています。

そこでこの記事内では、投資で資産を増やすための基本的な考え方をまとめましたので、道しるべにして頂けると幸いです。

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投資初心者への第1歩(資産運用の目的地設定)

資産運用するうえで、これが最も大切なことです。

そもそも投資をはじめるにあたり、目的地は人それぞれ異なると思います。

15年後に使う子供の教育資金のため
30年後の老後資金
数年先の大学資金 etc…

一度頭を整理してみてください!

これが定まっていないと、目的地に到達のための準備が変わってきます。

例えるのであれば、

  • 目的=⚽サッカーをしたい
  • 準備=🏀バスケットのルールを学ぶ

これでは成功するはずがないですよね。

目的の整理ができた方には次に投資初心者に向けて大切なキーワードをお伝えします。

長期投資 × 積立投資 × 分散 × 米国株

1つ1つの説明は後ほど解説していきます。

しかしながら、過去の成績や、自身の投資結果なども踏まえて、今回はこちらのキーワードをベースとさせて頂き、お話を進めていきたいと思います。

また、下記グラフは「リスク」と「期待リターンに」対する、それぞれの投資手法の位置図です。

  • ローリスク、ローリターン=預金
  • ハイリスク、ハイリターン=仮想通貨としています。

ここからも分かるように、ローリスクでハイリターンという投資商品は基本的には無く、甘い話には何か罠があると頭の片隅に入れておくと良いでしょう。

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何に投資したら良いか

実際に投資を始めるとして、何に投資をしたら良いかということです。

では過去お金持ちがどのように資産を築いてきたかを見ると、下記のグラフからわかるように「株、債券、ゴールド」に投資していることが見えてきます。

その中でも株式への投資が過去のリターンを振り返ると、結果的に株式投資が1番資産額を増やし、富を産み続けているため、投資の核については株式投資で良いのではないでしょうか。

これは年齢にもよりますが、定年退職など近くない場合には株式で問題無いかとおもいます。

投資方法の3種類

まずは、投資方法の全体像から見ていきます。

投資方法にはたくさんの種類が存在しているのですが、大きく分けると以下の3種類に大別されます。

  1. 投資の期間別
  2. 価値の判断別
  3. 分析方向性別

この中から自分の目的地に合ったものを組み合わせていきます。

投資方法(1)投資の期間別

投資における運用期間について大きく分けて、以下の3種類が存在します。

・短期投資「5年程度」
・中期投資「10年~20年程度」
・長期投資「20年~」


また、その投資時間によって、重要視するものが異なるのが一般的です。

・短期投資 ⇒ 株価チャート
・中~長期投資 ⇒ 会社の業績、将来性

初心者におすすめしているのは「長期投資」です。

理由として、短期投資は株価の値動きを常に意識しなければならず、一瞬の判断で利益が出たり、判断ミスをすると損失が出たりと、運要素・ギャンブル要素の高い投資法です。

相場の世界の猛者が多く、短期投資はそのスペシャリストがひしめき合っています。投資経験の浅い方は、まず運用に失敗することでしょうからやめておく方が無難です。


このグラフから分かるように、短期であれば上昇リスクの幅も大きければ、下落リスクの幅も大きくなります。

しかしながら15年を超えてからは、投資タイミングを問わず期待リターンが+プラスのみになります。

このことからも投資初心者には長期投資をおすすめしています。

投資方法(2)価値の判断別

株の投資判断における、価値の考えて方は大きく2つあります。

それは「バリュー投資」と「グロース投資」です。

バリュー投資(=割安株投資

資産価値や収益力に対して株価が割安な銘柄に投資する手法

グロース投資(=成長株投資

業績の成長が期待できる銘柄に投資する手法

バリュー・グロース投資(=割安成長株投資

バリュー・グロースとの良いとこ取り手法

どちらが絶対良いというのはありません。好みで問題はありません。
・多少資産の増減があっても成長性を重視したいなら ⇒ グロース投資
・お得感を重視したいなら ⇒ バリュー投資

こんな感じで受け取ってもらって良いのでは無いでしょうか。
個人的にはグロース株投資が好きです

投資方法(3)分析方向性別

投資における分析方法による違いについては、主に2つの種類があります。

ファンダメンタルズ分析

ファンダメンタルズ分析は、会社の業績などに注目して投資先を選ぶ手法です。

テクニカル分析

株価チャートを使って株価の動向を予想し、投資先を選ぶ方法となります。

初心者におすすめしているのは「ファンダメンタルズ分析」です。投資を検討している会社が、どのような事業をおこなっているか、どのような業績なのかは知っておいた方が良いです。

これは例えば、車を買いたい場合にトヨタ(レクサス)が欲しいとなったら、調べるのと同じです。株の購入の場合にもその業界での立ち位置などは最低でも把握した方がよいですね。

どの国に投資したら良いか?

続いては、どの国に投資したら良いかという問題についてです。

既に知っているかたも居るかとおもいますが、世界の株式市場の約6割以上はアメリカです。

その点を鑑みると、日本株のみのポートフォリオはあまりおすすめではありません。

また初心者においては新興国株式のみ、ヨーロッパ株のみなども止めた方が無難でしょう。

初心者がリスクとリターンを考えた場合に、バランスが良いのが「アメリカ株 or 全世界株」への投資が、最適解になると考えます。

(出所)東証マネ部より

どうして日本株ではないのか

続いては日本に住んでいるのに「どうして日本株じゃないの?」という質問ですが、これは結論からいうと、日本株もダメではないです。チャンスは十分あると思います。

ただし、米国の経済や企業は将来的に日本企業よりも安定して成長することができると思っています。

それについては、過去のデータから見れば明らかであり、日本の失われた30年と、アメリカ株の最高値更新頻度・世界の人口増加等の背景を考えれば当然の結果と考えています。

おすすめの買い方 (ドルコスト平均法とは?)

おすすめの買い方の結論としては積立投資(ドルコスト平均法)です。

これは積立投資によって実践できる投資法で、ドルコスト平均法とは、定期的に一定金額を投資することで、株式や投資信託などの資産を購入する方法です。一定期間ごとに定期的に投資を行うため、市場価格が変動しても資産を平均的な価格で購入することができます。

これが「ドルコスト平均法」で、積立期間が長くなればなるほど価格が平均化される期間が長くなるため、よりリスクに強い投資法となります。

一定額ずつ投資し続けることがポイントで、結果的に投資対象の金融商品が安いときには多く買い、高いときには少なく買うことになります。価格下落のリスクはメリットに、同時に価格上昇時のリスクに対しては高値づかみを防ぐ効果があります。

メリット

1.リスク分散効果
ドルコスト平均法は、一定の期間ごとに一定金額を投資するため、市場の変動リスクを分散することができます。たとえば、1か月ごとに一定金額を投資する場合、購入価格が高いときには購入量が減り、逆に価格が低いときには購入量が増えるため、株価の変動に対して柔軟に対応することができます。

2.長期的な投資に向いている
ドルコスト平均法は、長期的な投資に向いています。一定期間ごとに一定金額を投資するため、時間をかけて資産を構築することができます。長期的な視点で投資することで、リスクを分散し、安定的な運用を目指すことができます。

3.心理的な安定感がある
ドルコスト平均法は、定期的に投資するため、市場の変動に対する心理的な負荷が少なくなります。また、購入時期を選ばなくてもよいため、長期的な運用に適しています。

デメリット

1.最適なタイミングでの購入ができない
ドルコスト平均法は、定期的に一定金額を投資するため、市場の価格が上がっているときでも、下がっているときでも同じ金額を投資することになります。最適なタイミングでの購入ができないため、場合によっては、投資の効果が低下する可能性があります。

2.手数料がかかる
ドルコスト平均法は、定期的に投資するため、取引手数料がかかる場合があります。手数料が高い場合、投資効果が低下する可能性があります。

3.リターンが低くなる可能性がある
ドルコスト平均法は、市場価格が上昇傾向にある場合には、投資期間中の平均取得単価が高くなってしまうため、リターンが低くなる可能性があります。また、市場価格が下落傾向にある場合には、投資期間中の平均取得単価が低くなってしまい、リターンが上がる可能性がありますが、下落傾向が続く場合には、損失が大きくなる可能性があります。

その他の買い方 (一括投資とは?)

一括投資とは

一度にまとまった金額を投資することです。

※積立投資の反対です。

下の図のようなイメージです。

      積み立て投資    一括投資
  期間  金額金額
1ヶ月100,000円1,000,000円
2ヶ月100,000円
3ヶ月100,000円
4ヶ月100,000円
5ヶ月100,000円
6ヶ月100,000円
7ヶ月100,000円
8ヶ月100,000円
9ヶ月100,000円
10ヶ月100,000円
合計1,000,000円1,000,000円
一括投資のメリット

複利運用が早いタイミングから働く
・タイミングが良いときに買えると、安い水準で多くの株を買える。

一括投資のデメリット

直後に暴落が来た場合にリスクが大きい。損益の振れ幅が大きくなりやすい
・一括購入のタイミングが測るのが難しい

買い方についての注意点

投資初心者に向けての、おすすめの買い方は「積立投資=ドルコスト平均法」です。

しかしながら、上のグラフでもからも分かるように、良いタイミングで購入できれば、ある程度一括で投資資金を入れるのは良い選択肢の1つだと考えます。

なぜならそれは前提の考え方として、株式市場は長期とともに右肩上がりになると考えるからです。

今後成長が期待できるのであれば、グラフを見るとおり早いタイミングでの購入は、大きな利益になり得るからです。※下落相場はその逆になります。

ETF(上場投資信託)とは?

ETF(上場投資信託)とは【Exchange Traded Fund】の略で、日本語では「上場投資信託」といいます。

ETFは日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)、NYダウ等の指数に連動するように運用されている投資信託の一種ですが、証券会社に口座を開設することで株式同様手軽に売買できます。

特徴はETFが連動を目指す指数は複数の銘柄で構成されているため、ETFの投資対象も複数の銘柄になります。そのためETFは投資信託と同様、1つの銘柄に投資するだけで「分散投資」が可能となります。

また、ETFは取引所に上場しているため株式のようにリアルタイムで取引することができます。

ETF投資信託もどちらも投資信託です。
1番の違いは上場しているか上場していないかの違いです。
(※証券取引所を通じて取引するのかしないか)

インデックス運用(=パッシブ運用)とは?

特定の指数と連動した値動きを目指す投資方法です

ここでいう指数とは、数多くの企業の株価の動きを見るための「株価指数」を示します。 新聞などで見聞きする「日経平均株価」は日本を代表する株価指数の一つです。 

パッシブ運用は目安となる指数(ベンチマーク)に連動した運用スタイルのことです。 例えば、日本株で運用する投資信託の場合、日本株の代表的なインデックス(指数)である日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)などのインデックスをベンチマークとして、それに連動した値動きをするよう運用します。

  • S&P500
    アメリカの代表的な500銘柄の時価総額をもとに算出
  • NYダウ(ダウ工業株30種平均)
    ニューヨーク証券取引所やナスダック市場に上場している米国の代表的な30銘柄をもとに算出
  • 日経平均株価(日経225)
    日本の代表的な225社の平均株価
  • TOPIX
    東証一部上場全銘柄の時価総額をもとに算出

インデックス投資のメリット

インデックス投資には次のような4つのメリットがあります。

  1. プロ投資家のパフォーマンスを上回る
    投資信託には様々な種類がありますが、いずれも投資のプロが思考を凝らして運用しています。
    しかし、その75%以上はインデックスの利回りに劣っていると言われています。
  2. 知識や技術があまりいらない
    運用を任せられるので、知識や技術があまり必要ありません。この2つを決めれば、あとはプロがインデックスに連動するように運用してくれます。
    (1)投資するインデックスファンド
    (2)投資する金額
  3. 手間がかからない
    インデックス投資は、ファンドごとに対象銘柄が最初から決まっているので、銘柄選定における調査など手間がかかりません。また、インデックスファンドを含む投資信託への自動積立サービスをおこなっている証券会社も多いので、そのサービスを利用すればさらに運用の手間を減らすことが可能です。
  4. 分散投資ができる
    インデックスに連動するように複数銘柄のセット売り商品になっています。そのためインデックスファンド一つ購入するだけで、実際は複数の銘柄に分散投資したことと同じ状態になります。

インデックス投資のデメリット

インデックス投資には次のような3つのデメリットもあります。

  1. ハイリターンは望めない
    メリットとの表裏一体にはなりますが、分散投資になるので仮にインデックスファンドに含まれる一社の株価が急騰したとしても、他の銘柄に相殺されてしまいます。そのため急騰した一社に投資していた場合よりも、得られる利益は少なくなります。
  2. 維持コストがかかる
    インデックスファンドは運用をプロに任せます。そのため、インデックスファンドを提供している会社に対して、運用コストとして「信託報酬(=管理の手数料)」を支払う必要があります。運用コストは、個別株への投資よりも割高です。
  3. 元本割れのリスクがある
    インデックス投資は、個別株への投資と比べるとローリスク・ローリターンですが、投資である以上、元本割れのリスクは伴います。しかしインデックスは長期で見ると持ち直して伸びていく可能性が高いです。

アクティブ運用

目安となる指数(ベンチマーク)を上回る成績を目指す運用スタイルのことです。

例えば、日本株で運用する投資信託の場合、日本株の代表的なインデックス(指数)である日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)などのインデックスをベンチマークとして、それを上回る成績を目指します。

運用のプロであるファンドマネージャーと運用チームが市場や個別銘柄の調査、分析を行い、その結果をもとに銘柄を選定して運用します。これは金知識が豊富なプロに任せるのと一緒です。

アクティブ運用のメリット

  1. インデックス運用よりも高いリターンを期待できる
    アクティブ運用では方針となるベンチマークを上回るような運用が目標となります。そのため、市場が上向きの場合、インデックス運用よりも高いリターンを期待することができます。
  2. 下落した際、下落幅を抑えてくれる可能性がある
    アクティブ運用では専門家による運用が実施されることになるので、万が一市場が急落してしまうような場合でも、ベンチマークよりも大きく下げることがないよう制御してくれる可能性があります。

アクティブ運用のデメリット

アクティブ運用には次のような3つのデメリットもあります。

  1. 調査や分析、銘柄売買などにより運用費用が割高になる
    アクティブ運用では専門家(ファンドマネージャー)による情報収集や調査、分析に加え、積極的な銘柄の売買や入れ替えなどが行われます。そのため資産運用に掛かるコストが割高になりやすい傾向があります
  2. ファンドの評価があいまい
    投資信託の運用成績がマイナスでも、ベンチマークを上回る=高評価の高いファンドになり、仮にベンチマークしている指数が年間で-10%の場合に、投資信託の成績が-5%だった場合には、投資信託の成績は年間を等してマイナスですが、他の投資信託との相対的に比較した場合、高評価に繋がる場合があります。
  3. パッシブ運用よりリスクが高くなる
    仮に運用成績が下落した場合でも、ベンチマークを上回ることを目指して運用される方針は変わりません。そのため、必ずしも収益につながるわけではありません。専門家による運用が行われるため、その手腕が運用成績に直結するということになり運用成績にはかなりバラつきがあります。

3つの利益のタイプ

利益のタイプはおもに下記3つに分類されます。

なお、優待については主に日本株であることが多く、外国株には無い概念です。

キャピタルゲイン

保有している株式を売却することによって得られる売買差益のこと


●100万円で買った株が120万円になったときに売却した場合⇩

その差額の20万円(手数料や税金を除く)がキャピタルゲインです。

●その反対に100万円で買った株が80万円になった場合⇩

その差額の20万円(手数料や税金を除く)の損失はキャピタルロスといいます。

インカムゲイン

株を保有していることで得られる配当金のこと。
銘柄によって、配当利回りや、配当の回数が異なり、業績次第で増配や減配になることもあります。

会社方針や業績等により無配当の企業もあります。

株主優待

企業が株主に対して、自社サービスの商品や割引券等を与えること。

例えば、オリックスであれば数年保有していることで、カタログギフトを頂けます。

またオリエンタルランド(=ディズニーランドを運営)は、株主優待としてディズニーランドのパスポート券をプレゼントしています。

この株主優待は、海外にはあまりなく日本の株式に多いです。

個人的には配当金が自由に使えて好きですが、株主優待のメリットは非課税です。

メンテナンス方法 リバランスとは?

資産運用テクニックで、相場変動で変化した投資配分の比率を調整してバランスを取る運用方法。ポートフォリオの一部を売却したり、買い増したりすることによって行う。

たとえば、「日本株に40%、国内債券に30%、海外債券に30%」とあらかじめバランスを設定する。

日本株の上昇と国内債券の値下がりにより割合が、それぞれ「50%、20%、30%」と変化した場合、日本株を売却し、国内債券を買い増して、運用開始当初の比率を維持していく。

より高度な方法としては、上昇傾向にあるジャンルの投資商品への投資配分を増やしていくことで、運用収益を引き上げる方法もあります。

個人投資家だけでなく、年金運用機関や投資信託(ファンド)もあらかじめ顧客に対してポートフォリオの比率を明示していることが多く、相場の変化に応じたリバランス取引をこまめに行っています。

リバランスに伴う、ファンドによる買いや売りが、相場に大きな影響を与えることもあるので注意が必要です。

リバランスのタイミング

リバランスには、“毎年1回”など一定の期間ごとに行う場合”と“最初の状態から1割以上ずれたら”など変化に応じて行う場合があります。

初心者や忙しい人には、どちらかといえば市場の動きに左右されない定期的なリバランスが向いています。

頻度は、毎月、四半期、半年、1年、3年などさまざまですが、個人の場合は1年に1度でリバランスを行うことをおすすめします。

リバランスのやり方

通常ではあれば、保有しているポートフォリオの値上がりの大きい商品を、一部現金化して、ポートフォリオの値下がりの大きい商品を購入することで、ポートフォリオを基の割合に戻します。

おすすめのリバランス方法

新たにお金を追加することでもリバランス可能 リバランスは割合の大きい部分を売却したお金で割合の小さい部分を買い足すだけでなく、新たなお金を追加して割合の小さい部分を買い足すことでも実現できます。

特にこれから投資を始めようと考えている若い世代の人は、新たな資金を追加しながら将来に向けて少しずつでも資産をふやしていきポートフォリオ全体の円を大きくしていくことが大切です。

基本的には 毎回やり方を変えるのではなく、「いつのタイミングで」「どのようにして」リバランスするか、自分でルールを決めて行うめば問題は無いです。

※イメージのため、端数の数字は省略しています。

株式における利回りとは

一般的な利回りの算出計算式を紹介します。

利回り = 収益 ÷ 投資元本 × 100

不動産などの投資で用いられる利回りの概念は、投資元本に対してどの程度の収益を得られたか?を測るもので、計算式は上記のようになり一般的に1年の期間で計算されます。

しかしながら投資信託の場合、投資元本を削ってでも毎月分配金を出し続けるファンドが存在するため、特別分配金を考慮しないまま収益に分配金を加算すると計算が合わなくなります。

また、分配金を再投資する場合、投資元本が増えることになるため、この点も考慮しなければいけません。

したがって投資信託の場合、利回りという概念は基本的に用いず、特別分配金や分配再投資、運用コストを含めた「トータルリターン」でみるということになります。

トータルリターンとは?

トータルリターン(Total Return)とは、一定期間内に投資商品への投資から得られる総合収益を指します。これにはキャピタルゲイン(譲渡益)だけでなく、再投資された分配金(インカムゲイン)などが含まれます。

こうした利益の合計額を購入価格で割ってパーセンテージで表すことが多く、総収益率ともいいます。

トータルリターンは、投資信託の運用成績を表す際に用いられます。分配金を全て再投資したと仮定し、ある一定期間の分配金込みの基準価額の騰落率を年率で表します。

トータルリターンの計算方法

トータルリターンは以下の計算式にて算出されます。

トータルリターン(Total Return) = 利評価金額 + 受取分配金額 - 買付金額

買付金額や解約金額に購入手数料、信託財産留保額は入っていませんが、評価金額に信託報酬が勘案されていますので、信託報酬込の運用コストの数字がこの計算式にて算出されます。

算出される金額は収益の金額となりますので%であらわしたい場合、収益込の総額を投資元本で割り算して100をかけると利回りのような%の数字を算出できます。

「%」で表記したい場合
収益込の総額を投資元本で割り算して100をかけると「%」の算出が可能です。

配当金とは?

配当金とは?

会社から株主へお金を分配するお金のこと。

配当金には、確定決算により支払う期末配当と、期の途中で支払う中間配当があります。配当には普通配当の他に特別配当や記念配当があります。

また、企業は商法で定められている配当可能限度額の枠の中でしかお金を支払うことができません。

配当金の水準を測る水準には、配当性向と配当利回りがあります。

口座の種類について

口座の種類のタイプはおもに下記3つに分類されます。

非課税口座について

通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20.315%の税金がかかります。

NISAは、「NISA口座非課税口座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる、つまり、税金がかからなくなる制度です。

特定口座について

投資商品を保有する際に用意されている口座のひとつです。 金融機関が私たちに代わって、保有する投資商品の譲渡損益を計算して「年間取引報告書」を作成するという特徴があります。

こちらは基本的には確定申告不要です。

一般口座について

特定口座やNISA口座で管理していない上場株式等を管理する口座のことです。

 一般口座で管理している株式等は、投資家自らが1月1日から12月31日までの1年間の譲渡損益を計算し、翌年の2月16日から3月15日までに原則、確定申告をしなければなりません。

為替リスクとは?

例えば、1米ドル=100円で「円」を「米ドル」に交換して米国株に投資したとします。

運用して、米ドル建ての資産を2.5%増やしたとしても、再び「米ドル」を「円」に交換するとき、1$=90円・100円・110円とすると、次の計算のように資産は増減してしまいます。

心構えについて

投資における心構えはとても重要です。

平常時・暴落時に心構えを決めておくことで、慌てることなく長期に渡って安定した収益をもたらすことが可能だと考えます。

ここでは平常時・暴落時の重要な心構えのポイントを記載致します。

平常時の心構え

  • ルールを決めて航路守ってをもって投資する。
  • 長期的な視点で考える。
  • 他人の運用成績と比較しない。
  • 一喜一憂しない。
  • 無理のない、少額から始める。
  • 人の話を信じすぎない。最終的には自己責任。

暴落時の心構え

  • 10年に1度と言われる暴落はそこそこ来るものだと理解する。
  • 暴落時でも、積み立てはやめず、定期的に資産配分のリバランスを行う。
  • 市場が暴落し続けることはない。リーマンショックの時でも5年程度。
  • 米国株に関しては、15年以上投資すると元本割れに至ったケースは無い。

なぜ投資をするのか。預金じゃだめなのか。

そもそもですが、なぜ貯金じゃだめなんでしょうか。

投資を行うことにより、大切なお金が減るかもしれないリスクにさらすよりも、貯金や定期預金に預けておくのではいけないのについては、たしかに預金をしていれば預けた金額が減る事はありません。

しかし物価が上昇してしまった場合、同じ100万円でも買える物が少なくなる現象(インフレ)がある事を見逃してはいけません。

これは勘違いしている方も多いですが、貯金では大事なお金を守れていないということを理解しなければいけません。

また下記が現在の預金金利です。
ほとんど増えないことから、資産の大半を預金にすることはおすすめできません。

預金額利率(金利)利息/年
定期預金0.1~0.01% 程度100円~1,000円
普通預金0.001~0.004% 程度10円~40円

近年の値上げは食品関係では約10~15%程値段が上がっていますが、上記の通り定期預金や普通預金では、そのインフレ分をカバーしきれず、相対的にお金を価値が下がっていることとと同じです。

初心者におすすめな銘柄

投資が必要なことも、預金ではいけないことも理解した方に向けて。

正直どんな銘柄を買えばいいか分からないという方に向けいくつかご紹介です。

下記にご紹介している銘柄は、ETF・投資信託です。
簡単に8個記載していますが、内容自体は3つくらいに絞られており、個人的には大差はないと感じています。

  1. VOO(バンガード・S&P500ETF)
  2. VTI(バンガード・トータル・ストック・マーケットETF)
  3. VT(バンガード・トータル・ワールドストックETF)
  4. eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)
  5. eMAXIS Slim 全世界株式
  6. SBI バンガード S&P500
  7. 楽天 VTI(楽天・全米株式インデックス・ファンド)
  8. 楽天 VT(楽天・全世界株式インデックスファンド)

簡単に分けると以下です。

アメリカの全体の株式を買いたいなら

⇒VTI・楽天 VTI

アメリカのSP500(アメリカの上位500位)の指数を買いたいなら

⇒VOO・eMAXIS Slim 米国株式 ・SBI バンガード S&P500

全世界の株式を買いたいなら

⇒VT・eMAXIS Slim 全世界株式・楽天 VT

※銘柄が被っているのは、SBIから投資するのか、楽天から投資するのか、直接海外の本家に投資するのかの違いです。

お勧めの証券会社

今回のETFはネット証券などでは購入が可能ですが、当ブログの管理者は株・ETFを購入する際にはネット証券のSBI証券を利用しています。

現在いくつかのネット証券や窓口での証券会社はありますが、ら当ブログ管理者は一貫してSBI証券を一番押しています!!

お勧めの証券会社⇩

SBI証券 米国株

⇩SBI証券⇩

SBI証券

使いやすさ、安心感、取り扱い銘柄数、その他どれを取っても、SBI証券に勝るところは現状は無いと思います。

口座開設をお考えの方は是非ご検討ください。
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おすすめ投資本のご紹介

私も株を始めたばかりのときに、本を読んでどんな株を買えばいいか勉強しました。

私が実際に実践した株を選ぶ方法や、おすすめな銘柄はこちらにまとめてあります。


さいごに

今回は投資初心者の方へ向けて記事を書きましたが、実体験として投資については、始めるための第一歩のハードルはとても高かったのですが、初めて半年~数年もすると、なぜあんなに躊躇しているのかが不思議になるほど、簡単に投資を行うことが可能です。

どうしても投資は自己責任が付きまとうため、実際に投資を開始する前にはある程度の知識は不可欠化と思いますので、今回の記事を是非参考にしていただければ幸いです。

長期投資 × 積立投資 × 分散 を意識していただくことで、長期的にみると平均以上の資産運用ができるのではないでしょうか。

今回は長文のまとめになりましたが、投資初心者には一読の価値はあるかと思います。

Best wishes

SBI証券[旧イー・トレード証券]

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