- ”単利”と”複利”による違い
- 実体験としては配当金の恩恵を実感したのは単月で約65,000円を超えたとき
- 一般的にいくらから配当金恩恵を感じるのか
はじめに

本ブログ「$のなる木」をお目に留めて頂きありがとうございます。
複利とは、利息が元本に加算され、その加算された利息もさらに利息の計算対象となることで、元本がどんどん増えていくというものです。
この複利の仕組みを理解することでお金を効率的に増やすことができます。
しかし具体的にどの程度の金額から複利の恩恵を感じることができるのかはわかりにくいものです。
そこで本記事では私の実体験をもとに、いくらから複利の恩恵を感じ始めたかをお話しします。
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複利とは何か
あの天才”アインシュタイン“が「複利は人類における最大の発明だ」
と述べたことでも知られるほど、複利には大きな力(効果)があります。
そんな複利とは?
元本から発生する利息を再投資し,元本が成長していく仕組み
複利は利息が成長するたびに元本が増え、その元本に対する利息もまた成長するという連鎖的な仕組みのことです。
また、”複利”を知るためには同時に”単利”も理解することが重要です。
ここでは、まずは ”複利” と ”単利” の違いを確認しましょう。
”複利”について
例えば、1000万円を1年間で3%の年利で複利運用していく場合
- 1年後に『元本:1000万円』『利息:30万円』
- 2年後に『元本:1030万円』『利息:30.9万円』
上記のようになり1年目の利息分に対しても利息が生まれ、総額で『1060.9万円』となります。
このように、年利と元本に応じた成長率が指数関数的に上昇し、長期的に見ると複利は非常に大きな影響を与えます。
”単利”について
例えば、1000万円を1年間で3%の年利で単利運用していく場合
- 1年後に『元本:1000万円』『利息:30万円』
- 2年後に『元本:1000万円』『利息:60万円(30万円×2年分)』
2年目にも3%の年利で運用された1000万円に対して『利息:30万円』が加算されて、総額は1060万円となります。
複利と単利の違いを計算してみる
金利の計算方法によって出る差は、実際にシミュレーションすると理解しやすくなります。
以下は、利回り3%で1000万円を15年間運用した例です。
| 複利 | 単利 | 複利-単利 | |
|---|---|---|---|
| 1年後 | 10,300,000円 | 10,300,000円 | 0円 |
| 2年後 | 10,609,000円 | 10,600,000円 | 9,000円 |
| 5年後 | 11,592,741円 | 11,500,000円 | 92,741円 |
| 8年後 | 12,667,701円 | 12,400,000円 | 267,701円 |
| 10年後 | 13,439,164円 | 13,000,000円 | 439,164円 |
| 15年後 | 15,579,674円 | 14,500,000円 | 1,079,674円 |
2年後の金額差は9,000円円ですが、15年後には1,079,674円以上の差が生じています。
このように雪だるま方式で利益を積み上げられるのが「複利効果」です。
複利は投資や銀行の定期預金など様々な金融商品において利用されます。
銀行の定期預金では利息が定期的に支払われ、その利息も再度元本に加算されることで複利が発生します。また投資では配当金や利息が再投資されることで複利が発生します。
複利を利用することで元本が成長するため長期的に見た場合より多くの利益を生み出すことができます。逆に言えば、借入金利など利息がかかる場合は元金が大きく増えるほど複利の影響が大きくなり返済額が膨らむことにもなるため注意が必要です。
私の実体験から
ここでは私(当ブログ管理者)の実体験から考えてみたいと思います。
まず私がどのような投資をしていたかについては、
私の株式投資における投資法は『毎月積立×インデックス投資』がメインとなります。
詳しくはプロフィールを確認頂ければと思いますが、株式投資における運用額は2017年当初(1年目)は約20万円ほどから投資をスタートし、2023年4月時点で約4000万円ほどに膨らんでいます。
もちろん配当再投資は行っていますので、これにより複利の力の恩恵を受けています。
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初めて複利の恩恵を感じた時期と金額について
では実体験として複利効果からの配当金の恩恵を感じた時期と金額について結論から言うと。
時期は投資開始をして約5年目、金額にして約1500万円を投資している時になります。
実体験から、投資に約1500万円を回している際は以下ような状態でした。
- 年間配当金は「約250,000円」
- 月々のAv.約20,000円
しかしながら、5年目(2021年)の12月の単月配当金である約65000円を受け取ったとき、本当の意味で不労所得(配当金の恩恵)を実感することが出来ました。
なぜなら、この年間配当金65,000円という数字は以下と重なります。
- 月々の家賃 < 配当金65,000円
- 月々の小遣い(夫・妻)< 配当金65,000円
- 月々の食費 < 配当金65,000円
このような現実に受け取っているものと数字が重なった際、複利による力の価値を実感しました。
その後どのように投資を継続していったか
現在投資を開始してから7年目になります。
5年目の投資額で複利の恩恵を受けはじめ、味を占めてしまったこともあり、
7年目の今年の2月には大きな追加投資を行っています。
基本の投資方針はあまり変えておらず⇩
『長期積立×バイ&ホールド』を継続しています。
その甲斐もあり現在は下記グラフのように配当金が増加傾向をしています。
嬉しいことに毎回の配当金(分配金)は昨対比で基本プラスに推移しています。
一般的にいくらから配当金恩恵を感じることができるのか
では一般的にはどの程度の元本から複利の恩恵を実感できるのかを説明していきます。
一般的には以下条件の際に複利効果を実感されるケースが多いとされます。
- ✅配当金(または資産増加)が年間のボーナスを超えたとき
- ✅配当金(または資産増加)が毎月の生活費を超えたとき
- ✅配当金(または資産増加)が毎月の収入(給与)を超えたとき
少し補足をしていきます。
配当金(または資産増加)が年間のボーナスを超えたとき
これは例えば、年間60万円(年2回の合計)のボーナスを会社員として受け取っているケースでは、1回のボーナスは30万円となります。
そこで配当金により年間で30万円受け取ることにより、ボーナスが2回⇒3回になっているのと同義になるため、恩恵として感じることが多いというものです。
これは考えてみて頂けると分かるかと思いますが、ボーナスが1回増えると生活が豊かになることが分かります。
配当金(または資産増加)が月々の生活費を超えたとき
これについては一時の収入にはなりますが、FI(経済的独立)状態になります。
例えば、月々の生活費が20万円の場合、配当金が20万円あることでこの構図が成立します。
これは年間配当が月々の生活費を超えるのか。
または単月の配当金が月々の生活費を超えるのかに寄っても大分印象が異なるかと思います。
しかしながら、年間配当が月々の生活費を超えるというのは、給与が12か月分では無く、13か月分になるのと同じことになりますので、その効果が大きいことが分かると思います。
配当金(または資産増加)が毎月の収入(給与)を超えたとき
収入については個別要素が大きいため、いくらとは例えづらいですが、一般的に毎月の給与収入は1つの目安になることが大きい為、この数字を超えたときには配当金恩恵を受けることが多いという回答を目にします。
なお、私個人としては2022年の年間配当金が、会社員時代の毎月の収入を超えましたので、やはり嬉しく考え深いものが実際にありました。
複利の重要性
ここでは複利の重要性を改めて考えてみたいと思います。
今の預金金利で2倍にするには3000年
ご存知の通り、現在は世界的に超低金利の時代です。
日本の預金金利0.025%程度では複利効果はほとんど期待できません。
「72の法則」を使うと、資金が2倍になるのは今から2880年後の西暦4896年と気の遠くなるほど先になることが分かります。
最近では黒田総裁が上田総裁に変更後にみマイナス金利の導入を継続示唆をしていることもあり、金利は低下もしくは現状維持していくことが予想されます。
仮に100万円の預金に同じ金利が適用され、毎年のインフレ率を現状並みの1%(生鮮食品・エネルギー価格を除く)とすると、10年後には単純計算で実質90万円弱、つまり1割以上減ってしまう。
お金が倍になる期間がわかる法則「72の法則」
複利の計算はむずかしそうだと感じる方に複利で運用して資産を倍にするために必要なおおよその年数を計算するための法則があります。
これは「72の法則」と呼ばれています。計算式で表すと次のようになります。
【72の法則】 複利の場合
72÷金利=お金が2倍になる期間(年)
たとえば、100万円のお金を複利で運用した場合
- 1%で運用した場合:72÷1=72 約72年必要
- 3%で運用した場合:72÷3=24 約24年必要
- 6%で運用した場合:72÷6=12 約12年必要
- 8%で運用した場合:72÷8=9 約9年必要
以上のようにお金が2倍になる期間が求められます。
運用のパフォーマンスが違えば、2倍になる年数に開きが出てくるのがお分かりになるでしょう。
実はこの法則は応用も可能で、ある期間で2倍にするのに必要な金利を計算することもできます。例えば、20年で2倍にするにはいくらの金利で運用すべきかは、72÷20年=3.6%と出てきます。
3.6%で運用すればいいとわかるわけです。
運用年数を長くすることで資産運用の効率が上がる
資産運用では利回りを変えずとも、運用年数を長くすることで資産運用の効率を上げられます。
その理由は、運用年数が長くなるほど「複利効果」の恩恵が受けられるからです。
先ほどの例えから、資産1000万円を利回り3%で複利運用する場合だと、1年後には1030万円、10年後には1343万円、20年後には2,506万円、30年後には3,713万円に増えます。
この場合の実質利回りは、運用期間が1年間の場合だと3%、10年間だと34.3%、20年間だと80.6%、30年間だと142.7%になります。このように、運用期間が長くなるほど実質利回りは高くなるので、資産運用の効率を上げたい場合は長期投資を検討しましょう。
複利は、元本が成長し続けることによって、年々利息が増えていくことから非常に重要な概念です。
つまり複利は利息が利息を生む仕組みであり長期的に見た場合、非常に大きな影響を与えることができます。
まとめ
複利の仕組みや重要性について、私自身の実体験を通じて理解を深めることができました。複利の恩恵を実感するためには、時間と元本が必要ですが、一度実感するとその効果を実感しやすくなります。
将来に向けてお金を効率的に増やすためには、複利を活用することが非常に重要です。複利は、元本が増えるとともに利息も増えていくため、成長率が指数関数的に上昇するという特性を持っています。
実際に、私が複利の恩恵を実感したのは、投資を始めてから5年後で、初めての配当金が65,000円を超えたときでした。
しかし、複利の恩恵を実感するためには、時間と元本が必要です。私の場合、投資を継続していくことで、元本が増え、さらに利息も増えていくことで複利の恩恵を実感することができました。
では今回はこの辺で。
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