全世界株ETF『VT』について、上位銘柄や配当実績、メリット・デメリットを解説!

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株式/ETF/仮想通貨 関連
本記事で分かること
  • VTの構成銘柄はGAFAM中心である。
  • VTのセクター構成は情報技術がトップ。
  • インデックス投資を検討しているなら、メインとして検討できる。
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1.はじめに

JUNKI
JUNKI

本ブログのなるをお目に留めて頂きありがとうございます。

ここ1~2年程で投資銘柄が『米国<全世界』の人気が出てきたように感じます。

そのため、当ブログ管理者が保有している全世界株の『VT』についてできるだけ詳しく解説したいと思います。

VTは配当金利回りは低いものの、これ1銘柄で世界の約8000を超える銘柄に投資ができる、超が付くほど優秀な米国ETFにつちえその魅力について考えていきます。

当ブログ管理者もポートフォリオに組み込んでおり、米国株を検討している方には、是非候補にして頂きたい銘柄になります。

それでは早速見ていきます!

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2.注目の集まる高配当ETF「VT」とは

VTは米国の大手資産運用会社「バンガード社」が運用しているETFです。

VT=Vanguard Total World Stock Index Fund ETFは、「FTSE Global All Cap Index指数」に連動する運用をすることを目指す米国のETFです。

投資対象は米国、カナダ、欧州、アジア、オセアニア、新興国など全世界の株式市場に投資ができ、主要な株式市場の時価総額加重平均で幅広く投資を行うことが可能です。

S&P500指数に含まれる500社に投資することは、必然的に大型株に投資を行うことになり、小型株や中型株に比べると、安定的なビジネスモデルが形成されていて、比較的安全な銘柄へ投資するイメージになります。

VTの特徴はこちら⇩

  • 世界中の約8000~9000銘柄に投資
  • 時価総額加重平均
  • 四半期ごとにリバランスを実施
  • 60%が米国株

また、下記にはVTの簡単な概要をまとめた表になります。

項目説明
運用会社Vanguard
投資対象グローバル株式市場
目的グローバルな分散投資による長期的な資産形成
投資先世界中の主要な株式市場に投資するグローバル株式ETF
設定日2008年6月
経費率0.07%
直近配当利回り約1.8%(2022年3月時点)
構成銘柄数約8,000~9,000銘柄
連動する対象の指数FTSE Global All Cap Index

2-1.「VT」の株価チャートについて

finviz dynamic chart for  VT

こちらはリアルタイムチャートです⇧
finviz.comより(参考:https://finviz.com/)

VTについてはチャートを見て頂ければ分かるように、設定来から短期的な価格の上下はあるものの長期的には右肩上がりで価格が推移していることが分かります。

設定来のパフォーマンスはSP500に比べるとやや、上昇率は下がりますが、世界47の国や地域に分散投資ができ、長期的なリターンを得らえることからVTは人気のETFとなっています。

2-2.そもそもETFとは

ETFとは=Exchange Traded Fundsの略です。

証券取引所に上場し、自由に売買することのできる投資信託で、自由度が高い反面、株に似ており価格変動が激しいです。

投資信託というのは私たちの代わりに投資会社のファンドマネージャーがお金を運用してくれて配当や値上がり益を受け取るものですが、運用手数料として信託報酬というものがかかります。

投資信託を購入する場合は、買い付けにかかる手数料と信託報酬がどれぐらいなのかしっかりチェックしておかないといけません。

銀行や証券会社の窓口や営業マンから購入する場合は購入手数料2%信託報酬1.5%(1年で運用額の1.5%を払う)などという経費のお高い投資信託もあります

また投資対象が下がればもちろん価格も下がりますので元本割れすることも多々あります。

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3.VTの上位構成銘柄

そして特徴的なのがJEPIの投資信託部分の上位10種は以下の通りです。

組み入れ上位銘柄

組入上位銘柄組入比率(%)
Apple Inc.3.32
Microsoft Corp.2.8
Alphabet Inc.1.26
Amazon.com Inc.0.84
Tesla Inc.0.83
Meta Platforms Inc.0.8
NVIDIA Corp.0.7
Berkshire Hathaway Inc.0.68
Exxon Mobil Inc.0.68
UnitedHealth Group Inc.0.67
※出所:ブルームバーグより

VTは全世界株の8000~9000銘柄に投資していますが、市場の加重平均であるためトップ10は全て米国株となっており、GAFAMをはじめとする世界的にも大企業になります。

割合は同じですが、上位構成銘柄はSP500と重なるためVOOとほぼ同じとなります。

また、トップ10銘柄で全体の約12~13%程度をカバーしていることになります。

またバンガード社の交付運用報告書上でのVTの運用方針は下記です。

『運用方針
世界中の先進国市場および新興国市場に所在する企業の株式の投資収益を計測するベンチマーク・インデックスのパフォーマンスへの一致を目指して運用を行います。

『分配方針』
VTは受益者に対して、純インカム所得(利息および配当から費用を控除した額)および保有する資産の売却によって実現した短期または長期の純キャピタル・ゲインの実質的全額を分配します。インカム分配は通常、四半期毎の3月、6月、9月、12月に支払われます。キャピタル・ゲインの分配(もしあれば)は通常毎年12月に行われます。

4.VTと他の代表的な資産クラスの平均騰落率、年間最大騰落率および最小騰落率

※出所:バンガード社の交付運用報告書 第14期より
VT 日本株 先進国株新興国株 日本国債先進国債新興国債
平均リターン14.610.616.710.80.13.35.5
最大値(%)57.942.160.357.95.311.419.2
最小値(%)-12.3-16.0-12.5-22.7-3.9-7.9-4.2
2017年1月~2021年12月の5年間における年間騰落率(各月末時点)の平均・最大・最小をファンドおよび他の代表的な資産クラスを表示。

このグラフや表から分かる通り、VTは平均リターンも優秀なうえに、比較的最小値のリターンについても優秀であることが分かります。

※ただしコロナ禍の際は急激に下落し、その後急上昇したため一部注意は必要ですね!

5.「VT」のメリット

続いては『VT』のメリットについて下記にまとめました。

『VT』のメリット
  • VTへの投資で、世界中の株式市場にまとめて投資できる
  • VTへの投資で、長期的に価格が上昇する可能性が高い
  • VTへの投資で、幅広く分散投資できる

VTは過去のトータルリターンは設定来で価格が1.86倍になった実績があります。

世界的にはGDPや人口増加もありますので、安定的にゆっくりとVTは更に価格が上昇してく見込みです。

以下に3つのメリットを解説していきます。

5-1.VT1つで全世界に幅広く投資できる

VTは米国大企業を中心として構成はされていますが、世界の47国、約8,000~9,000銘柄へ投資可能です。またVTの投資範囲については全世界の株式の98%を対象となります。

連動を目指しているFTSE Global All Cap Indexは米国を中心にとらえつつ、安定感を持ちながら上昇を狙えます。

小型株や未上場株のような爆発的な上昇を得ることはできませんが、安定して上昇してくれるので、利益を継続的に得られます。

5-2.長期的に上昇する期待できる

VTの過去パフォーマンスを見ると株価は「設定来で約1.8倍」になっている事から、長期的な投資で利益を期待できます

年単位や月単位でみると大きな上昇は見られませんが、VTが設定されてから2023年までのパフォーマンスは非常に好調なため、長期保有で投資することをおすすめできます。

デイトレーダーなどとは異なり、常にチャート動向を取引を行うような運用は必要無いので、本業が忙しい人でも投資できます。

5-3.時価総額に応じて銘柄を自動で調整

上記で少し触れましたが、VTは四半期に1度リバランスも行ってくれます。

リバランスとは採用銘柄やその構成比の微調整のことで、経済状況に応じてバンガード社のプロ達が調整してくれます。

バンガード社は世界でも大手3社に入る程の巨大な投資会社で、相当なエリート集団の集まりです。

そんな投資エリートなファンドマネージャーなどが給料が最適な調整をしてくれます。

これで経費率0.07%でリバランスをしてくれるのですから、利用しない手はありません。

6.「VT」のデメリット

魅力的なメリットの多いVTですが、デメリットも存在します。

『VT』のデメリット
  • 配当利回りが低い
  • 少額投資はできない

デメリットは投資家にマイナスの影響を与えてしまいますが、理解しておけばデメリットを考慮した運用が可能です。

これからVTのデメリットを詳しく説明するので、予想外のミスを起こさない為にもチェックしておきましょう。

6-1.配当利回りが低い

VTは配当利回りが低く、配当金目当て向きの商品ではありません

配当利回りの平均は2%前後と決して高くはなく、配当目的の人へは他のETFをおすすめします。

しかしVTは長期間株価が値上がりしており、今後の米国のみに集中投資するのに不安を持ち方には

個別銘柄のキャピタルゲインを狙うリスクより安定して稼ぐことができるので、安定した資産運用を目指している人は、他のETFでインカムゲイン運用と併用してVTの購入も検討してみてください。

6-2.少額投資はできない

VTの現在の価格は約90ドルなので、日本円だと約12,000円が必要です。

1株12,000円は結構きついな…

米国株は1株単位で投資できるのが魅力ですが、投資初心者や学生の方など、いきなり12,000円を投資するのは勇気が要りますよね。

そのため、VTへ少額投資をしたい方は、投資信託を利用するのもアリです。

ただその分、ETFよりも手数料が高くなるため注意が必要です。

7.VTの配当実績

VTは年に4回分配金を出しており、3月・6月・9月・12月が権利確定日・配当月です。

各権利確定日に保有していることで3ヶ月ごとに分配金を受け取ることができます。

VTの過去4年間の分配利回りは以下のように推移しています。

年代配当金年末株価利回り
2022年1.896$$86.191.76%
2021年1.955$$107.432.11%
2020年1.535$$92.581.90%
2019年1.878$$80.732.87%
2018年1.659$65.462.23%
2017年1.56574.262.56%
2016年1.45661.002.53%
2015年1.41457.622.35%
2014年1.46460.122.46%
2013年1.22259.402.47%

このように分配金についてはVTは2.0%~2.5%程度の分配利回りであることが多いETFです。

1株当たり月平均で約$1.6くらいとなっています。

参考までに全期間の配当実績はこちら⇩

8.米国ETFの「VT」の配当金における増配率

VTの2014年からの増配率は以下のように推移しています。

年代配当金年末株価増配率
2022年1.896$86.19$96.98%
2021年1.955$107.43$127.36%
2020年1.535$92.58$81.73%
2019年1.878$80.73$113.20%
2018年1.659$65.46$106.00%
2017年1.565$74.26$107.48%
2016年1.456$61.00$102.97%
2015年1.414$57.62$96.58%
2014年1.464$60.12$119.80%

VTについては、年ごとに増配や減配になっていて、マーケットに左右されていますので、常に増配を狙う方には、少し注意が必要になります。

9.「VT」のセクター比率

2023年4月時点でのVTのセクター比率は以下の通りです。

セクター順位セクター比率
情報技術19.48%
金融15.49%
ヘルスケア12.25%
資本財11.44%
一般消費財10.65%
通信サービス9.31%
生活必需品6.69%
素材5.01%
不動産3.49%
10エネルギー3.42%
11公益事業2.67%
出所:バンガードのHPより(※2023年4月時点) ※リンクはバンガードのものです。

GAFAMへの投資比率が高いこともあり、情報技術のセクターにやや偏っている印象も受けます。

10.「VT」の買い方と、「VT」を買うべきか

10-1.「VT」の買い方

VTの買い方は日本の証券会社では楽天証券、sbi証券、マネックス証券で購入ができます。

当ブログ管理者は一貫してSBI証券を一番押しています!!

SBI証券 米国株

使いやすさ/安心感/取り扱い銘柄数/その他どれを取っても、現状SBI証券に勝るもにはないと思います。

★口座開設についてはこちら⇩

10-2.「VT」を買うべきか

下記に当てはまる方は購入を検討してみても良いのではないでしょうか。

  1. 将来的にキャピタルゲインが欲しい人
  2. 安定的に運用をしたい人
  3. 幅広く分散投資を好む人

VTは安全に金融資産総額を優先して大きく増やしたい人に向いています。

配当金を優先したい人へはおすすめは出来ません。

11. さいごに:まとめ

以上、米国大企業株式ETFである「VT」について、その特徴や投資メリット・デメリット、配当実績などを解説してきました。

VTは、低コストで米国大企業に投資でき、分散投資でリスクヘッジができるため、初心者から上級者まで幅広い投資家に人気があります。

しかし、配当利回りが低いというデメリットもあるため、投資目的やリスク許容度に合わせて選択する必要があります。

また、二重課税や投資先が偏るといったリスクも存在しますので、投資前には十分な情報収集を行い、リスクマネジメントを行うことが大切です。

投資は自己責任で行うようにしましょう。

本日はこの辺で。

✅米国の大型株に特化しているETF(VOO)の解説はこちら⇩

✅大型株のVOOと対比する小型株に特化しているETF(IJR)はこちら⇩

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