
本ブログ「$のなる木」をお目に留めて頂きありがとうございます。
今回は当ブログ管理者のポートフォリオでの1番保有比率の多いETFを解説したいと思います。
是非最後までご覧ください!!
大前提として高配当ETFは、定期的に分配金を受け取りながら投資ができる運用方法です。
なかでも米国企業に投資をする高配当ETFの「VYM」は運用コストが低く、値上がりにも期待できることから人気を集めています。
VYMへの投資を考えている方は、銘柄の特徴やメリット・デメリットを把握しておくことが大切です。
この記事では、VYMの基本的な特徴や直近の配当金・配当利回り、投資するメリット・デメリットについて解説します。
同じく人気の高配当ETFである「SPYD」や「HDV」との比較もご紹介するので、高配当ETFへ投資する際の参考にしてください。
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VYMとは

VYMは、米国の大手資産運用会社「バンガード」が運用している高配当ETFです。
時価総額が大きく、高い配当金を出している米国企業を中心に構成されています。
- 平均以上の配当を出す普通株で構成されるFTSEハイディビデンド・イールド指数に連動する投資成果を目的。
- 時価総額加重平均を用いて保有銘柄のウエートを算定。
基本的には分配金の受け取りをメインとしたETFですが、高配当ETFの中では比較的株価が上がりやすいという特徴があります。
分配金と値上がりを両方狙える銘柄として、投資家からも高い人気を集めているETFです。
VYMの投資策略
VYMの投資策略は、指数投資法(Passive Investment Strategy)と呼ばれるものです。この策略では、特定の指数に基づいて株式を選定し、その指数に従って株式を保有することで、市場全体の動きを再現することを目的としています。
VYMの株価チャート推移
こちらはリアルタイムチャートです⇧

グラフは設定来の長期チャートのものです。
コロナ禍もあり、きれいでは無いですが右肩上がりとなってます。
VYMの直近の配当金・配当利回り

VYMは年に4回分配金を出しており、3月・6月・9月・12月が権利確定日・配当月です。

各権利確定日に保有していることで3ヶ月ごとに分配金を受け取ることができます。
VYMの過去5年間の分配利回りは以下のように推移しています。
| 年代 | 配当金 | 年末株価 | 利回り |
| 2024年 | 3.49$ | $127.59 | 2.73% |
| 2023年 | 3.47$ | $111.84 | 3.09% |
| 2022年 | 3.25$ | $108.21 | 2.90% |
| 2021年 | 3.09$ | $112.11 | 2.76% |
| 2020年 | 2.90$ | $91.51 | 3.18% |
| 2019年 | 2.84$ | $93.43 | 3.04% |
| 2018年 | 2.65$ | $77.99 | 3.40% |

このように、VYMは2.5%~3.5%程度の分配利回りで安定していることが特徴のETFです。
分かりやすく100万円分のVYMを購入したとすると、年間で2.5万~3.5万前後の分配金を受け取れます。
VYMの配当金における増配率
VYMの過去5年間の分配利回りは以下のように推移しています。
| 年代 | 配当金 | 年末株価 | 増配率 |
| 2024年 | 3.49$ | $127.59 | 0.57% |
| 2023年 | 3.47$ | $111.84 | 6.76% |
| 2022年 | 3.25$ | $108.21 | 5.17% |
| 2021年 | 3.09$ | $112.11 | 6.55% |
| 2020年 | 2.90$ | $91.51 | 2.11% |
| 2019年 | 2.84$ | $93.43 | 7.16% |
| 2018年 | 2.65$ | $77.99 | 11.03% |

VYMについては、リーマンショック明けの2010年から連続増配記録を12年に延ばしており、安定した増配を今後も望むことが出来そうです。
VYMの上位構成銘柄

VYMは米国の高配当株に投資するETFであり、全体で400社以上の銘柄で構成されています。
つまりVYMを購入するだけで、米国企業400社以上に分散投資できるということです。
2025年1月7日時点でVYMを構成している上位10銘柄は以下の通りです。
| 銘柄名 | 構成比率 |
| ブロードコム | 3.98% |
| JPモルガン・チェース | 3.87% |
| エクソンモービル | 2.86% |
| ホーム・デポ | 2.30% |
| プロクター・アンド・ギャンブル | 2.29% |
| ウォルマート | 2.17% |
| ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J) | 2.02% |
| アッヴィ | 1.75% |
| バンク・オブ・アメリカ | 1.74% |
| シェブロン | 1.46% |
日本でも馴染みのある銘柄が多く、各銘柄もご存じの方が多いのでは無いのでしょうか。
高配当銘柄で有名所の企業が多く組み込まれています。
特にセクターは生活必需品に関連する企業を中心に構成されていることがVYMの特徴です。
VYMの買い方
VYMの買い方は日本の証券会社では楽天証券、sbi証券、マネックス証券他、ネット証券などで購入ができます。
しかしながら当ブログ管理者は一貫してSBI証券を一番押しています!!
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使いやすさ、安心感、取り扱い銘柄数、その他どれを取っても、現状SBI証券に勝るもにはないと思います。
VYMに投資するメリット

(1)銘柄の分散効果が高い
ETFの特性上、1つETFを買うことで複数の株式が組み込まれてることになります。
そのため投資信託と同様に高い分散投資と同じ効果を得られます。
VYMの場合、米国の高配当銘柄約400以上に分散投資ができます。
分散が多いことで、仮に組み込まれている一つの銘柄の株価が倒産して紙切れになったり、
大きな暴落/減配したりしても、VYM全体に与える影響は小さくすることができます。
VYM1銘柄でリスクを抑えながら高配当銘柄に投資できる点がVYMに投資するメリットです。
(2)株価のキャピタルゲインにも期待できる
通常の高配当ETFは分配金を主としているため、そこまで大きな値上がりは期待できません。
しかし、VYMは高配当ETFの中では値上がりもしっかりしており、分配金と値上がり益の両方を狙える点がメリットと言えるでしょう。
実際の事例として、株価は2018年の12月末から2024年12月末の6年間で「$77.99⇒$127.59」と約49.6$の株価の上昇がありました。また増配については年間配当金6年間で「$2.65⇒$3.49」と約31.6%の増配実績となっています。
「分配金と値上がり益を両方狙いたい」という方は、VYMへの投資がおすすめです。
(3)運用コスト=経費率が低い
VYMのメリットとして、2023年2月時点では経費率が0.06%と低い点も挙げられます。
経費率とは、ETFの純資産総額に対して運用するために必要な経費がどれくらいかを示した数値であり、運用コストが低くなることで利益率が高くなり投資リターンは増えます。
もともと長期投資用として20年・30年保有するのを前提とした場合には、経費率の影響は大きく、保有期間が長くなればそのコストの差はより大きくなっていきます。
長期運用をしたいと考えている人にとって、経費率が低いVYMは魅力的なETFです。
VYMに投資するデメリット

(1)高配当ETFの中では配当利回りは高くない
VYMは他(バンガード社以外)の高配当ETFに比べて配当利回りが高くない点がデメリットです。
同じETFの高配当ETFという仲間の中でも、とりわけ配当利回りは低く、高い配当利回りで運用したい場合VYMへの投資は向いていません。
例えば、2024年12月3末日時点のVYMの配当利回りは2.73%です。
同じ高配当ETFであるSPYDが4.29%、HDVが3.65%であることを考えると、VYMの利回りは低いと言えるでしょう。(※SBI証券の利回り参照)
配当利回りが高いETFに投資したいのであれば、現時点ではSPYDやHDVをおすすめします。
(2)大きな売却益は狙いづらい
VYMは高配当ETFのなかでは値上がりが期待できる銘柄ですが、一般的な銘柄に比べると上昇率は高くありません。
短期的に大きなリターンを狙いたいのであれば、VYM以外の選択肢をおすすめします。
一方で米国のS&P500指数の3倍レバレッジの掛かる「SPXL」は、上下動は激しいものの大きなキャピタルゲインが狙えます。
「銘柄を売却して一気に大きなリターンを得たい」という人は、VYMとは違うレバレッジETFや個別株に投資した方がよいです。ただしリスクバランスには要注意です。
人気の高配当ETF「HDV」「SPYD」との比較

米国市場には、VYM以外にもSPYDやHDVなどの高配当ETFがあります。
2024年12月末時点の「VYM」「SPYD」「HDV」の違いは以下の通りです。
| 銘柄 | VYM | SPYD | HDV |
| 運用会社 | Vanguard | State Street | Black Rock |
| 構成銘柄数 | 約440銘柄 | 約80銘柄 | 約75銘柄 |
| 基準価額 | 110.96$ | 43.24$ | 112.26$ |
| 配当利回り | 2.73% | 4.29% | 3.65% |
| 経費率 | 0.06% | 0.07% | 0.08% |
それぞれの銘柄の特徴を確認していきましょう。
VYMは構成銘柄が多く分散効果が高い
VYMは他の2つの銘柄に比べて配当利回りが低いものの、構成銘柄が多く分散効果が高いことが特徴です。
リーマンショックのときにも比較的早く値を戻しており、分配金と値上がり益をバランス良く狙うことができます。
また、3つのETFのなかでもっとも経費率が低いこともVYMのメリットです。
保有期間中のコストを抑えて運用することができます。
「分散投資でリスクを軽減したい」「コストを抑えて運用したい」という方は、VYMへの投資がおすすめです。
SPYDは圧倒的な配当利回りが特徴
SPYDは、高い配当利回りが魅力の高配当ETFです。
過去5年間を見ると安定して4〜5%ほどの利回りを維持しています。
もともと高水準があるがゆえに、株価・配当金の増配率も高くは少ないです。
とにかく高い利回りで運用をしたい人はSPYDへの投資がおすすめです。
一方で、金融や不動産関連の企業の比率が高く、景気の変動に影響を受けやすいというデメリットもあります。
実際、コロナショックから値を戻すまでにかなり時間がかかっています。
SPYDに投資する際には、景気変動に注意しておきましょう。
再びコロナ禍の様な、ガクッと下がった際に一括投資がお勧めです。
HDVは財務優良企業で構成された銘柄
HDVは、財務健全性が高い高配当銘柄を厳選して投資しているETFです。
単純に配当利回りが高いだけでなく「財務安全性が高い」という銘柄に投資しています。
また、構成銘柄はエネルギーやヘルスケア、生活必需品などが多く、景気に左右されにくい銘柄が多くなっています。
不景気になっても安定した配当金を期待できる点がHDVのメリットといえます。
「安全性が高い銘柄に投資したい」「景気に左右されにくいETFが良い」という方は、HDVへの投資がおすすめです。
さいごに:VYMはバランスが良い商品
VYMは、米国の時価総額が大きい企業のなかで高い配当金を出している企業に投資しているETFです。その上で安定して3%前後の利回りを維持しており、値上がり益にも期待できます。
定期的な分配金と値上がり益を両方狙いたい方は、VYMへの投資がおすすめです。
当ブログ管理者は現在ポートフォリオの約1/3程度がVYMになっていますが、個人的には今年中には約50%ほどまでVYMの比率を増やし、ポートフォリオの基盤を育てていきたいと考えています。
それぞれの特徴を理解した上で、自分が投資する目的に合った銘柄を選んで運用していきましょう。
では今回はこの辺で。
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